良い姿勢と楽な姿勢と正しい姿勢と…
【良い姿勢と楽な姿勢と正しい姿勢と…】2019年2月20日
猫背・反り腰・ストレートネック
姿勢は呼び方はたくさんあります。
トレーナーは運動実施前に結構重要視している評価項目
姿勢…
立位安静時・歩行時・座位・仕事中・日常生活
どんな時に、どんな姿勢になるのか?
どの姿勢が楽なのか?
それは人十人十色と言える程、変化します。
姿勢によって気持ちの変わり方、筋肉の動員、内臓やホルモンの働き
❏なぜ、トレーナーは姿勢を重要視するのか?
トレーナーによって理由は少し変わるかもしれませんが、自分は短い時間でのプログラム選択を簡易化するためです。
毎回トレーニング実施前に、姿勢評価やROM(関節可動域)評価を細かく行うことも必要なのですが、クライアントからも身体お動かす時間を増やすほうが気分が良さそう。
(もちろん、そうではない場合もある。)
評価を素早く、またクライアント側もテンションが下げさせない為に姿勢評価は使えます。絶対ではないが、クライアントと目が会い近くまで歩く姿勢や挨拶の頭を下げる運動(頭部の前後運動)又は握手に利き手を肩関節伸展運動し肩の緊張など何気ない動きの中の姿勢の変わり方、は評価の材料としては上質です。
『今から身体の調子を見させてもらいます。』の一言で構えてしまうこともないので、リアルに近い。
▲簡単に言えば、顔色を伺って体調を何気にキャッチするように、身体のテンションを探っていきます。
❏教科書通りの姿勢
しかし、これは難しく教科書に上がっているよな『正しい姿勢』は指標の基準でしかなく、正しい姿勢は筋緊張が入る方が多い…(私の経験上)
姿勢を崩すことによって、起こる身体の可能性がわかるぐらいでしかなく。
絶対良いとは、言い切れない。
普段は猫背気味だが、ウエイトを担ぐと姿勢が伸び、筋発揮も申し分なく
痛みもなければ、違和感もない方はわりといます。
❏楽な姿勢
じゃ、どうすれば良いのか。
それは、環境に対応できる柔軟な姿勢がとても大切です。
普段から、同じ姿勢をしている人は、そうでなければならない理由があるからです。
ハムが硬いのか、肩の可動域が狭いのか、夜お肉を食べすぎてお腹がモタれてるのか。
姿勢を維持させている理由があります。
それを、起きてコーヒーを飲んで散歩をして座って本を読むときも同じであるのであれば、ビックリしちゃいます。
どんな風に動けて、動きたいのか。
イメージと違うのであれば、理由はなぜなのか?
必要なのはストレッチ?トレーニング?胃薬?
そんな事を考えながらクライアントと今日も目が合います。
さぁ、『どうされましたか?』
❏まとめ
姿勢を表す専門用語はたくさんあります。
だから、崩れているから良くないのではなく、どうして崩しているのかが大切。
改善したほうが良いのであれば、整える方法を考えましょう。
教科書通りの姿勢ではなく環境に適応できる柔軟な楽な姿勢が大切です。